デスクワークや車の運転、スマートフォン操作など、長時間同じ姿勢でいると猫背姿勢になります。その結果、特に首や肩、背中の筋肉に負担がかかります。人間の頭は体重の約10%とも言われており、その重さが前に傾くと筋肉に余計なストレスがかかるため、筋肉が固くなりやすく、血液の流れも悪くなります。
運動不足により筋肉が弱くなると、体を支える力が低下します。このため、肩や首の筋肉に過度な負担がかかり、筋肉が固くなってしまいやすくなります。また、運動をしないと心臓や血管の機能が低下し、全身の血流が悪くなります。血流が悪いと筋肉の疲労回復が遅れ、炎症や筋肉痛、肩こりを引き起こしやすくなります。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用は、目だけでなく肩にも負担をかけます。目に負担がかかると、無意識に肩にも力が入り、肩こりが起こりやすくなります。
肩こり、肩の痛み、それは多くの人が経験する存在です。疲れたとき、ストレスがたまったとき、ふと肩が重いなと思い、自分で揉んだり叩いたりしてみます。つい手軽で簡単に出来るセルフケアは、確かに一時的ですが血液の流れは良くなり、「ああ、楽になった」とスッキリしたようにも思えます。しかし、しばらくすると元に戻ってしまった経験は誰しもあると思います。「なんでだろう?」と考えながら、また同じサイクルが続きます。それは何故かというと、多くのセルフケアが表面的な問題にしか対処していないからです。つまり、一時的な症状は和らげても、根本の原因には触れていないのです。肩こりが「身近」すぎるからこそ、その背後にある深い原因にしっかりと向き合いその核心に迫る施術や療法が求められます。
変形性頚椎症
頚椎(首の骨)は7つの椎骨から構成され、頭蓋骨を支えて胸椎とつながっています。変形性頚椎症はこの頚椎の加齢変化することによって起こります。その結果、脊髄の血行障害が起こり、肩こりや背中の痛み、頭痛、吐き気が起こり、また脊髄が圧迫されることで上肢の機能障害や歩行障害が起こるのです。
頸椎椎間板ヘルニア
7つの椎骨から構成される頚椎(首の骨)の骨と骨との間には、椎間板(ついかんばん)と呼ばれるクッションの役割をするものがあります。その椎間板が加齢や遺伝的素因など何かしらの因子によって傷んで飛び出てしまっていることを椎間板ヘルニアと言います。椎間板ヘルニアは神経根や脊髄を圧迫、脊髄の血行不良などが生じるため、肩こり、手足のしびれや痛みなどの神経症状や、手足の感覚が鈍くなったり、まともに歩けなくなるなどの脊髄症状が起こります。
胸郭出口症候群
頚部と胸部の境目にある「胸郭出口」と言われるものが、血管や神経の圧迫によって血行不良になることで、肩こり、腕や手のしびれや痛み、筋力低下などが生じる病気です。長時間のデスクワークで同じ姿勢が続いたり、姿勢が悪かったりするとこの症状につながる可能性があります。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている
いすと机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている
立ち仕事で腰が反ってしまっている
かばんをいつも同じ方の肩にかける
長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている
If it’s START
筋膜の”よじれ”を整える
骨格の”歪み”が解消
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